パワーと心拍

例えばTT。
心拍計を頼りに走る人は、スタートから一瞬でも早くターゲットゾーンまで上げて、その領域をキープして走る。と思う。僕はそうやって走ってました。
が、データを見てると、自分のターゲット域の出力が出てても、心拍は全然上がっていない。特に走り始め。このグラフが意味するところは・・・・序盤で心拍が上がらないからといって、無理にターゲット域までもっていくのは、明らかなオーバーペース。 (あ、なんか電波っぽくなってきた・・・・マズイ)
ランスのTTの速さはこの辺にあるのかもしれない。彼は体でこのペースを覚えこんでるんだろう。プロでも後半タレてきてタイムが落ち始めるところで、ランスはペースを維持、もしくはアップさせてるし。
あーランスのTTのデータとか見てみたいですねぇ。綺麗な直線か、緩やかな右肩上がりのグラフなのかな?

グラフみてると、明らかに出力の波より、心拍の波のほうが後からやってきます。これは体調や、その人の体質なんかもあるかもしれませんが。

TTで出力計つけて走るのは本当に有効ですねぇ。そーいやヴェルタではSRMつけてる選手いっぱいいますね。世界戦に向けての練習なんでしょう。昨日は、ベッティーニもつけて走ってました。 出力をコントロールして走ってるんだろうなぁ。プロは調子を測るときは、やっぱり出力計なのかな。 一番客観的に分かるしねぇ。