2006 Tour of Japan 飯田ステージ 5/17

休養日をあけて、今日は飯田。去年は3周ほどで集団から切れて、延々2時間以上一人で走ったつらい思いでしかありません。。。。 
奈良で総合争いが、そんなに差がつかなかったのもあって、今日もかなり厳しい展開になるはず。逃げが決まるまでは、確実にハイペースで進むことが予想されます。飯田駅前をスタートするんだけど、スタート地点にいくと、ものすごい観客。市長の挨拶もあれば、幼稚園児は課外授業でもの凄い数来てるし。

スタートまで幼稚園児と交流。一緒に写真とったり、いろいろ話したり。小さい子供って純粋だなぁ。いろんなことに興味があるらしく、「あれなに?これなに?誰が早いの?」などと質問攻め。しまいには、「お兄ちゃん何位でゴールするのー?」だって。答えられねぇー。

毎度のことだが、今日も前で展開しないと足ばっかり使わされて消耗するだけ。パレード区間でも常に前で走ってコースイン。やっぱりスタートからがんがんに速い。が、幸運なことに一周目ののぼりで5人ほどの逃げが決まって、すぐに集団は落ち着く。逃げの中にはミヤタの森山が入ってる。がんばってるなぁ。これで弾けて強くなる予感がします。 その後の集団は完全にユニバーサルカフェがコントロール。イーブンペースで淡々と進む。自分的にも、ついていけるペースでこのままなら完走は間違いない状態。

が、これは嵐の前の静けさ。のこり2,3周で必ず逃げをつぶすアタックがあるはず。これにどうやってついてくかが問題。とにかく前で展開することだ。

とうとうきた。最初に動いたのはyahoo!の選手。yahoo!2人を含む4人の逃げが決まる。が、それでも焦らないユニバーサルカフェ。さすが。その後も完璧にコントロール。次の周にユニバーサルカフェの選手がアタック。ペースが一気に上がり、とうとう切れた。前が見えていたのに、もがいても、もがいても、前が遠のく現実にがっかりした。自分って弱いなぁ。とつくづく感じました。他の選手もバラバラと集団から遅れ始めた。チームカーが抜きざま、柿木さんが、「前に大きいグルペットになるから、全開で追いつけ!!!」と今までにみたことのないような形相で言われ、俺も諦めかけていたが、再びスイッチオン。

やってやろーじゃないの! 叫んで気合いを入れて、下りで全開走行。雨も降っててかなりリスキーだったけど、なんか行ける気がした。ものすごいキレようで、すべての感覚が走ることだけに向いている感じ。リアが何度も滑ったけど、転ぶ気はしなかった。マトリックスの中川さんも一緒に切れたんだが、(彼は下りがめちゃ巧い)中川さんが居なくなってた。 サポートカーを最大限に使って、なんとか次の周の上りの前にはグルペットに追いついた。が、その時には廃人になってた。。。

次の周回、二戸さんが一人で降ってきた。二戸さんも吸収してグルペットは進む。
なんとか切れずにそのまま周回をこなし、集団でゴール。